西塚農場


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岩魚について説明をします。

岩魚 サケ科イワナ属にぞくする淡水魚 
全長 大きいものでは60センチにも達する。 
習性 わが国で最も標高の高い渓流にすむ魚で、 つめたい清流を好み直射日光を嫌う習性がある。そのため、昼でも暗いほどの谷川の滝つぼや淵、 大石のかげなどに生息する。警戒心は、ものすごく高い。 
体色 背、暗い紫色。腹、白っぽい灰色。体側に白と黄赤色の斑点がある。 
食性 おそらく口にすることのできる生物ならば、何でも食べてしまうほど貪欲に悪食する。陸水の昆虫をはじめ、小魚の他、ヘビや野ネズミさえ食べることがある。
その他 イワナのルーツはアメマスの陸封されたのがイワナである。アメマスの先祖はもともと北極海に棲んでいた魚である。アメマスは採卵のために川に遡上する習性があり、いつの間にか日本の川へと潜り込みその結果川に残されたのをイワナという。


岩魚の採卵は、一年に一度、紅葉も終わりかける11月上旬に岩魚の採卵作業が行われます。 天然の岩魚は、雌が自ら自分の採卵場所を作り上げ採卵します。採卵と同時に雄が精子をかけ終了となるわけですが、自然界での採卵は、負担が大きく、特に雌は体を傷つけながら採卵場所を作り上げるわけで、その結果、力つきてしまうこともあります。養殖の場合は、人が卵を産ませてあげるので、少なくとも採卵場を作る負担がないわけで、採卵を終えても、高確率で生存し続けます。

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採卵 これが採卵になります。採卵に適したのは、生後三年以上の岩魚です。岩魚は元々海の魚で、大きいものでは、六〇センチ以上にもなります。しかし、大きい魚は高齢です。あまり高齢になると卵の受胎率が落ち、生産には向かなくなります。およそ五、六年ものの魚がベストです。

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受精 絞った卵に今度は精子をかけ受精させます。

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採卵、受精後 受精させた卵は、直射日光が当らない暗所へと移されふ化するのを待ちます。卵のふ化には、新鮮な流れのある水が必要です。流れのないよどんだ水では、せっかくの卵が、ふ化することなく酸欠や、雑菌などによる病気やカビで死んでしまいます。

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生後半年 生後半年ほどの岩魚です。およそ三センチほどの大きさです。

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九ヶ月後 魚は、同じ時期にふ化しても成長に差が出ます。そのため、大きさをそろえるため選別作業が行われます。そうすることにより、魚に対しての負担も減ります。

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成長過程 小さい魚は、大きな魚と一緒では、餌が食べまけてしまうためいつまで経っても成長できません。また、大きさによって餌の大きさも変化します。

お客様
成長過程 この頃になると、どこから見ても、完全に岩魚と一目で分かります。大きさも、十センチ近くになります。

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二年後 ようやく体長も二十センチを超えグラムも百グラムほどで、出荷する大きさになり出荷します。